田岡総研文書ファイル

多くの人は願望は持つが努力はしない
 このコラムを月に1回の割合で担当する事となって今回で2回目。最初は月に1回であれば、どうにか書けるだろうと思っていた。が、やってみると少し辛い。1ヶ月が経過するのが早く感じる。職業としてコラムなどを書いている人はすごいなあと感心する。
 インターネット時代。その気になれば何処にいても原稿は書ける。海外で書いても、月で書いてもいいのである(少し大袈裟か)。実際、今この原稿は飛行機の中で書いている。本当の自由人になりたかったら、ものを書けるようにならなければならない。他にも方法があるかもしれないが、雑誌などのコラムを書いて生活する事がてっとり早い。
 コラムを書いてもそれ程お金にならない。私の本業と比べると原稿料など取るに足らない。しかし、私の本業は時間と場所を拘束される。相手と時間を合わせ、しかも場所を共有して初めて成り立つ仕事である(経営コンサルティング業)、それに比べると、原稿を書く仕事は時間も場所も拘束されない。まさに「時空を超えて」成立する仕事である。
 自分のホームページを見る人から会費を頂戴して、生活が成り立つのであれば、いつでもどこからでもホームページは更新できるので、同じように自由な生活がおくれる。今年の5月にコロンビアを旅した時に、実験的に毎日ホームページ上の日記を更新してみた。さながらリアルタイム海外リポートのような新鮮さで見る者を魅了し、多くの友人や知人が毎日私のホームページを見てくれた。これに課金できたら、私はコロンビアから帰ってこなかったかもしれない。シティーバンクに送金してもらえば、コロンビアでもおろせる。コロンビアは日本の10分の1の収入で楽に暮らせる国である。
 音楽で生計を立てる人も現れるであろう。ホームページ上で自分の作品に課金すればいい。
 しかし、現実にはコラムを書くのも、課金できるホームページを作るのも難しい。そんなに簡単にできるなら皆んなそうする。
 願望やアイディアも大切であるが、自分にそれが出来るかどうかの見極め方がもっと大切である。驚く事に多くの人は願望は持つが努力はしない。小学校のころから「無限の可能性がある」と言われて育てられたので、今でも「自分には無限の可能性がある」と本気で信じている。そして職を転々とするが、何一つ物にできない。努力せずして可能性無し。
 真実は「努力さえすれば誰にでも無限の可能性がある」のである。

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