| 田岡総研文書ファイル |
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| 人類皆兄弟 |
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アメーバは体を2つに分ける事(細胞分裂)によって増えて行きます。 2つになったアメーバは、それぞれが1つの生命と言えますが、元のアメーバの分身ですから、片方が死んでも一方が生きていれば、死んだとは言えません。 どんどん分裂ゆく全てのアメーバが全滅しない限りアメーバには死は無いのです。 人間も1つの細胞が分裂して体を作ってゆきます。一部の細胞が死んだからといって、その人が死んだとは言いません。 さて、自分の体を構成する細胞が分裂して体外に出され、やはり同じように誰かの細胞の半分と結合して新たな生命を作る事を受精と言い、生命の誕生と言いますが、アメーバと基本的には変わりません。ただ、アメーバのような単細胞生物と違って、雄・雌があり、その組み合わせによって新たな種ができるという事だけです(これによって進化するのです)。 このように考えますと、自分が死んでも自分と同じ細胞(の一部)を有している者が未だ生きていれば、死んだとは言えないのではないでしょうか(この世の全ての生き物は一体物であり、永遠の生命として繋がっているという概念)。自分の子供でなくとも、兄弟や親戚でも血の繋がっている人は皆、自分と同じ細胞の一部を持っているのです。 私の親は2人います。親の親はそれぞれ2人ですから祖父母は4人です。曽祖父母は同じ理由で8人となります。1世代増える毎に2倍になります。 この計算で行くと、33代上の先祖は2の33乗で80億人を越えます。平均20才で子を産むとした場合、33代上は今から660年前ですから、室町時代となります。室町時代に80億人もの日本人がいたのでしょうか。世界人口としても多すぎます。 私の33代上の先祖が80億人いるとしたら、今これを読んでいるあなたの先祖も80億人いるのですから合計160億人となります。10人いたら、祖先は800億人となります。 あなたの祖先と私の祖先に同じ人がいると考えるしかなさそうです。(近親婚もあったでしょうが) 「人類皆兄弟」とは単に心がけを言っているのではありません。生物学でも考古学でも、人類は皆同じ細胞の一部を持っている事が明らかなのです。さらに全ての生き物は進化の過程で皆同じ細胞の一部を分け合っております。 生命の滅亡だけは避けなければなりません。滅亡さえしなければ、私達は既に永遠の命を持っているのです。 人類が全生命の滅亡を可能にする兵器も持ってしまった今、私達は紛争の根本原因である人種・宗教的偏見をこの世から無くし、国際的な助け合いの精神を持たなければなりません。 ***** 著作権表示:株式会社田岡総合研究所 田岡將好 ***** この文章をコピーしたり、配布したり、社員研修等で使っても多いに結構ですが、 著作権表示を消さずにお使い下さるようお願いします。(http://www.taoka-s.com) |