田岡総研文書ファイル

洞察力とは、現象の背後に潜む「からくり」を見ぬく力
 世の中が急激に変化し、今までの常識や価値観では推し量れない事象が多発すると、多くの人はただ呆然と立ちすくむだけで、動きがとれなくなってしまうようです。
 事情が判らないと不安になります。目の前で起きている現象だけを見ても、なぜそれらの事が起こっているのかの理由が判らなければ不安が募るばかりです。
 理由を知るには、洞察力が必要です。洞察力とは、表面的な現象を見るだけの「観察力」とは異なり、なぜそのような現象が発生しているのかの原因をつきとめるカ、言い換えると現象の背後に潜む「からくり」を見ぬく力です。
 世の中で起こっている全ての社会現象は、「人の心」が作り出している、と言われておりますから、洞察力は、人の心を続む力と言う事もできます。(古来このような徳を智と呼んでおります)  からくりが判れば今後の予側も出来、先手を打つ事も可能です。
 お客様の買い物性向や行動パターン、クレームの種類や発生頻度、イべントや告知に対する見込客の反応など、現場で日常的に発生している全ての現象を一度充分洗い出して、洞察して、こちらの行動を変えてゆかなければなりません。それも、すぐにです。時間はそれ程ありません。
 そして私たち自身が今までを振り返って、行動を即、変えてゆく時に道は拓けると思います。
 今日多くの企業が、直面するあらゆる問題に対し、果敢に取り組んでおります。問題のない企業などあり得ません。自分の所だけ厳しい訳ではないのです。面白い事に、大企業の社員ほど大きな危機感を持っています。
 多くの人達が呆然と立ちすくみ、行動が鈍くなっている時に、焦らず、逃げようとせず、急いで、果敢に作戦行動をとってゆけるチームのみが、今の時代の勝者になることでしょう。それには、部下に勇気と自信をもたせ、先導するリーダーも必要です。
 今の時代は逆説的に捕らえれば、チャンスに満ち溢れた時代と言えます。今日ほど他社に圧倒的な差を付ける事が可能な時代は、かつて無かったのです。


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