田岡総研文書ファイル

ダイヤモンドの土地
 南アフリカの実話をもとに、世界中の優れたリーダーによって語り継がれたお話しです。
 この話しを聞いた多くの人達が、人生における成功のカギを得たと伝えられております。
 南アフリカに、ある農夫が住んでおりました。
 彼は、くる日もくる日も農作業に追われておりました。
 ある日、その農夫の知人が「ダイヤモンド」という、世にも珍しい宝石を掘り当てたおかげで、一生遊んで暮らせるお金を得た事を聞きます。
 農夫はいてもたってもいられない気持ちになりました。
 彼も「ダイヤモンド」を掘り当てて、毎日の辛い農作業から開放されたいと願いました。
 彼は早速、自分の農園を売ったお金で、山という山を手当たり次第に掘りました。  お金が続く限り南アフリカ中を掘りましたが、ついに、お金は底をつき、彼は打ちひしがれた気持ちで川に身を投じて死んでしまいました。
 話しの続きがあります。
 彼から農園を買った2人目の農夫の話しです。
 2人目の農夫は、農場を持つ事が若い頃からの夢で、やっと手にした農園で、毎日一生懸命働きました。
 ある日、農場内を流れる小川を渡っていると、川底にきらきらと輝くものを見つけました。拾ってみると、ただの石でした。
 彼が暖炉の上に飾っておいた、その「ただの石」を見て、彼の友人が興奮して叫びました、そして彼に聞いたのです。「この石が何だか知っているのか!」と。2人目の農夫は「水晶かなんかだろう」と答えました。
 ところが、この「ただの石」こそが「ダイヤモンド」の原石だったのです。しかも世界最大級のものでした。
 彼の農場はその後、世界有数のダイヤモンド鉱山になりました。
 さて、この話のどこに成功のカギがあるのでしょうか。
 ポイントは3つあると思います。
 @最初の農夫は自分の農場内を探しもせずに売ってしまい、わざわざ他の場所を掘りました。多くの人は今自分のいる場所にはチャンスが無いと思い込んでいます。本当は自分の足元に大きなチャンスがあるのかも知れないのです。
 Aダイヤモンドの原石は、カット・研磨されて商品となったダイヤモンドと見た目が全く違います。人生におけるチャンスとはたいてい、最初は「つまらないもの」又は「厄介なもの」に見えるそうです。
 B2番目の農夫も、友人の指摘がなければ、一生「ただの石」を暖炉の上に飾っておいたかも知れません。目利きのある友人が必要です。才能でも、チャンスでも誰かに見出されて始めて世に出ると言われております。

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